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2008年7月6日日曜日

第55回講演会

日付:2008年7月12日(土)
時間:16:30~18:30
場所:渋谷アイビスビル10階
内容:英国植民地支配の遺産とアフガニスタンの『反テロ』軍事作戦
講師:清水 学氏
プロフィール:清水 学氏(ユーラシア問題研究家、帝京大学教員)
 アジア経済研究所で南アジア・中東・中央アジア研究に従事、宇都宮大学、一橋大学などを経て現職。現在の関心は金融グローバル化における国際関係・途上国経済の変容。南アジア・中央アジア・中東の現状分析に従事。主要編著『アラブ社会主義の危機と変容』アジア経済研究所(1992年)、『中東新秩序の模索―ソ連崩壊と和平プロセス―』アジア経済研究所(1997年)、『中央アジア―市場化の現段階と課題―』アジア経済研究所(1998年)、『中東政治経済論』国際書院(2003年)など。
要旨:
 今日、米軍のアフガニスタンでの「反テロ」軍事作戦はパキスタンの連邦直轄部族地域(FATA)への直接攻撃の可否を巡り、米・パキスタン・アフガニスタン政府間で軋みを生んでいる。この軋みの原因を英国のインド「辺境地」支配政策の遺産のなかに求め、南アジア・中央アジアが直面している課題に光を当てる。