本サイトはフォーラムのブログになります。
フォーラムのホーム・ページ(リニューアル!)こちら http://www.npo-if.jp/

2008年9月1日月曜日

第56回講演会

日付:2008年9月6日(土)
時間:16:30~18:30
場所:渋谷アイビスビル10階
内容:セルビア共和国ピロト市近郊の歴史と現在~2009年<日本文化週間>に向けて(仮題)
講師:木村 真氏
プロフィール:木村 真氏(歴史文化交流フォーラム事務局、日本女子大学)
 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻において、ブルガリア現代史を学ぶ。1989年から1992年ブルガリア国立ソフィア大学留学。現在、日本女子大学や法政大学で教鞭をとる傍ら、歴史文化交流フォ-ラムの事務局を担当している。主要な共著書に『バルカン史』(山川出版社、1998年)、『バルカンを知るための65章』(明石書店、2005年)、『バルカン史と歴史教育』(明石書店、2008年)など。
要旨:1999年のNATO軍による空爆から10年目を迎えるセルビア共和国は、現在親欧米的な政権の下で、EU加盟を目指して法制度や行政の改革が行われている。経済も急成長を遂げているが、同時に環境の破壊、地方の荒廃も進んでいる。来年8月に予定している「日本文化週間」では、ブルガリアとの国境に近いセルビア南東部のピロト市、ならびに地元の環境NGOがカウンターパートに予定されているが、同市とその近郊が直面する課題を地域の歴史や文化にも言及しつつ考えてみたい。今年8月に行われ、講師が参加した「プレ日本文化週間」の様子も紹介する。