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2008年6月1日日曜日

第54回講演会

日付:2008年6月7日(土)
時間:16:00~18:00
場所:渋谷アイビスビル10階
内容:日本人捕虜が戦後のソ連で受けた教育
講師:小林 昭菜氏
プロフィール:小林 昭菜氏(法政大学大学院)
 長野県出身。2008年3月法政大学大学院人文科学研究科国際文化専攻修士課程修了、現在同大学国際文化研究科の研究生として在籍。修士論文テーマ「第二次世界大戦後のソ連における日本人軍事捕虜―思想教育からの考察―」
要旨:
 第二次世界大戦後、約60万人の関東軍兵士や民間人がソ連各地、モンゴルに移送させられ、強制労働に従事した。日本では、この出来事を「シベリア抑留」と呼ぶ。ロシアではソ連邦崩壊後から政府の公的な史料が公開され、この出来事について様々な事実が明らかにされつつあるが、日本ではまだ十分に紹介されていない。報告では、「シベリア抑留」の概要、そして、ソ連の収容所で日本人捕虜はどのような教育を受けていたのか、日露間の史料からその一部を紹介したい。

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