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2009年11月24日火曜日

フォーラム事務局より

 前回11月の講演会では、10月から始まった連続講演会(総合タイトル「旅」)の一環として、「ホテル」と「道」をめぐってお話しいただきました。前半では、開国直後の幕末と明治初期に日本人が西洋式のホテルをいかに受け止め、どのように本邦に移植しようとしたのかを、当時の文書に基づいて詳細に語っていただきました。後半では、統計資料を参考に、日本の道路事情について県単位の比較、さらには国際比較をしながらご説明いただきました。東名高速や滑走路建設を事例にとったアスファルト、コンクリート等の技術的解説映像も興味深いものでした。 
 次回は、本NPOの理事長である南塚信吾氏が、ハンガリー政府から長年の研究功績にたいして勲章を授与されたことを記念し、特別講演会を催します。

フォーラム事務局より

 またうれしいお知らせです。当フォーラム理事長の南塚信吾法政大学教授が、長年の研究功績を称えられて、ハンガリー政府から十字勲章(Officer’s Cross Order of Merit of The Republic Hungary)を授与されました。この夏にはハンガリーで、先生のご著書《Rózsa Sándor. Betyár vagy bandita?》も出版されています。先生の叙勲を励みに、グローバル化の波のなかで浮き沈みする各地の歴史と文化を見据えてまいりたいと思います。

2009年11月10日火曜日

第67回講演会

日付:2009年11月14日(土)時間:16:00~18:00
場所:渋谷アイビスビル10階
内容:「道」(橋爪啓二氏)   
    「幕末から明治初期の本邦ホテル事情」(黒田忠男氏)
 
講師プロフィール:
橋爪 啓二 氏 1941年富山県生まれ、1964年日本道路株式会社入社、2002年同社退社、歴史文化交流フォーラム副理事長。
 
黒田 忠男 氏 1941年生まれ、67歳。1965年大学卒業後、株式会社三菱銀行に入社、国内営業部門を歩む。1994年同社を退職。その後2社に勤務後、現在ビジネスホテルを運営する会社に在籍。

要旨:
「道」 
 東名高速道路の建設を事例に、道路が作られる工程を紹介するほか、日本の各都道府県の道路事情を紹介し、さらに世界各国のそれとデータをもとに比較検証してみたい。

「幕末から明治初期の本邦ホテル事情」 
 幕末の開国以来、多くの日本人が欧米先進国に雄飛した。 渡航者はそこで初めて目にしたホテルをどういう思いで見、何を感じたのか。さらに日本人が始めて造ったホテルはいつ、いかなる経緯で造られ、どんな建物だったのか。 当時の文献を調べ、日本のホテルの原点を探ってみたい。

2009年10月25日日曜日

フォーラム事務局より

 「旅」を統一テーマに、複数の講演者にお話しいただく講演会が10月から始まりました。第1回目は、鉄道の旅およびガラスから見たシルクロードの歴史という、扱う地域も時代も異にするふたつの講演が行われました。提示された視点や情報の新鮮さもさることながら、なによりも対象に注ぐ情熱が伝わってきて、講演者の人生の旅を垣間見せていただいたような充実したひと時でした。また、講演会終了後には、フォーラムが8月後半に催した「バルカンの日本文化週間」の報告会を開き、期せずしてもうひとつの「旅」を紹介させていただく形になりました。

フォーラム事務局より

 「文化の秋」にうれしい便りが届きました。ベオグラード大学で教鞭をとられる山崎洋先生が、『古事記』のセルビア語への翻訳で「日本翻訳者協会特別賞」を受賞されました。先生にはこれまで当フォーラムで何度か講演をお願いしていますが、さらにこの夏の「バルカンの日本文化週間」では、ニェゴシュの翻訳をめぐる講演のほか、文化週間全般に渡って通訳をしていただきました。先生の見事な通訳が文化週間を成功に導いてくれたといっても過言ではありません。その直後の受賞であるだけに、フォーラム内の喜びもひとしおです。心からお祝いを申し上げる次第です。

2009年9月29日火曜日

第66回講演会

日付:2009年10月3日(土)
時間:16:00~18:00
場所:渋谷アイビスビル10階
内容:「旅と鉄道-欧米個人旅」(東誠氏)
   「シルクロードとガラス-東西交流・交易の歴史を旅する-」(三橋由美子氏) 
講師プロフィール:
東 誠 氏 1941年生まれ、68歳
1965年大学卒業後、東レ㈱入社、主に経理・管理分野を歩む。
1975~79年、ケニア、香港の合弁会社勤務。1999年東レ㈱退社後、
日東光器㈱を経て、現在、㈱アールケイ監査役

三橋 由美子 氏
津田塾大学国際関係学科卒業
財団法人 明治安田厚生事業団勤務
趣味は登山、バスケット、マラソン、旅行、絵画鑑賞、映画鑑賞

要旨:
「旅と鉄道」
英国(2002年10月)、オーストリア(2004年9月)、米国(2006年11月)、フランス(2009年6月)を鉄道で旅行した体験を話し、その中で鉄道旅行のノウハウやエピソードに触れてみたい。

1.旅の楽しみ:①非日常性の経験 ②計画→準備→実行→フォローアップ③(鉄道だと)景色や人々の様子が
よく分かる。④人との触れ合いがある。⑤音楽・美術等の文化との出会い。

2.乗る楽しみ: ①乗っていることが楽しい。②外の景色を堪能できる。③写真、ビデオ撮影が出来る。
         ④その国の鉄道事情が分かる。

「シルクロードとガラス」
 10年ほど前にチェコを旅行したとき、街角の小さなガラス博物館で、館員のおじさんがとても親切にガラスの成り立ちを教えてくださいました。そのとき見たガラスが、なぜか日本の博物館でみたものと似ていて不思議な感慨を憶えたものです。今回は、この想いを発展させる良い機会となりました。東西交流の歴史が甦るかどうかわかりませんが、ふらふらとシルクロードを、ガラスのルーツをさぐりながら旅してみたいと思っています。

フォーラム事務局より

 やや天候不順だった夏も過ぎ去り、虫の集く音、日毎に早くなる日没が深まる秋を感じさせます。夏バテの時期でもあります。皆さま、どうぞ体調を整えて、秋の自然と文化をお楽しみください。
 さて、皆さまにご協力いただいた「バルカンの日本文化週間」も、セルビアのピロト市、ブルガリアのビャーラチェルクヴァ町双方で地元の方々の好評裏に終えることができました。あらためて御礼申し上げます。
 10月からは月例講演会も再開させていただきますので、こちらもよろしくご支援のほどお願い申し上げます。