街角を早い紫陽花の花が彩り始めています。湿った季節の到来を前に、初夏の若々しい淀みのない日差しのなか、いかがお過ごしでしょう。
さて、5月の講演会では、中東イスラーム社会におけるコーヒー飲料の習慣の開始から、欧州キリスト教社会への伝播とその社会思想史的影響、さらに現代の南北問題の一典型としてのコーヒー栽培まで、コーヒーという「もの」から世界を考えてみました。終了後、コーヒー以外にどのような「もの」を通して世界を語れるか、参加者の皆さんと議論しました。この議論を元に、「もの」を共通テーマに据えて、秋以降の講演会を予定しています。乞うご期待。
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